権限について
サインインの途中で、GitHub の許可画面が開きます。Fervio は GitHub App として動くので、使える権限はアプリ自体に固定されていて、公開されています。何かを渡す前に、その一覧を読めます。このページでは、1 つずつ何のために要るのかを書きます。最終更新 2026 年 9 月 4 日。
GitHub が Fervio に許していないこと
Fervio が求めるのは 4 つです。Issue の読み書き、リポジトリ名の読み取り、組織で使うときのメンバー一覧の読み取り、そしてアカウントの連絡に使うメールアドレスの読み取り。ファイルの中身を読む権限はこの中にありません。Pull Request を読む権限も求めていません。
これはコード側の約束ではありません。GitHub App の権限はアプリに宣言され、GitHub が守ります。だから Fervio に発行されたトークンは、たとえプログラムが求めてもソースコードには届きません。一覧は GitHub が公開しているので、どこにもサインインせずに読めます。
どのリポジトリを渡すかも、あなたが選びます。導入するときに、すべてではなく特定のリポジトリだけを指定できます。選ばなかったリポジトリは、同じように GitHub の側で閉じられていて、Fervio からは見えません。
求める権限と、その理由
| 権限 | 水準 | 何のために要るか |
|---|---|---|
| Issue | 読み書き | マップのカードは Issue そのものです。ジャーニー・ステップ・見積もりはラベル、リリースの行はマイルストーン。3 つともこの 1 つの権限に含まれます |
| Metadata | 読み取り | リポジトリの名前です。カードがどこにあるかを出すために使います。GitHub がすべてのアプリに求めるものでもあります |
| Members (組織のメンバー) | 読み取り | 組織で使うときに、その組織を一覧に出してよい相手かを確かめるためです。メンバー一覧を Fervio に控えることはありません。個人アカウントで使う分には一度も使いません |
| メールアドレス | 読み取り | アカウントについての連絡に使います。知らない端末からのサインイン、請求、規約やサービスの変更です。設定画面で別のアドレスに変えられますし、消せます |
| Contents (ソースコード) | 求めません | ファイルを開く必要がないので、そもそも求めません |
メールアドレス。この権限で読むのは確認済みのアドレスだけです。アカウントについての連絡が届くよう、1 件だけ控えます。知らない端末からのサインイン、請求、規約やサービスの変更です。設定画面で別のアドレスに変えられますし、消せます。製品のお知らせは別の切り替えで、入れるまで送りません。
サインイン方法と、渡すもの
| サインイン方法 | 渡すもの | 扱える範囲 |
|---|---|---|
| 自分のアカウントに導入する | 選んだリポジトリの、Issue とリポジトリ名 | 選んだリポジトリだけ |
| 組織に導入する | 同じ 4 つ。導入するのは組織のオーナーです | オーナーが選んだリポジトリだけ |
| 共有リンクで閲覧する | サインイン自体が不要です | 共有されたスナップショットの閲覧 |
これより広い入り方も、狭い入り方もありません。どの入り方でも権限は同じ 4 つで、変わるのはリポジトリの一覧だけです。
GitHub で読むもの
| したいこと | 読むもの | 要る権限 |
|---|---|---|
| マップを作る | 選んだリポジトリの名前と、それぞれの未対応の Issue の件数 | Metadata |
| マップを開く | そのリポジトリの Issue と、1 件ごとのタイトル・状態・担当者・ラベル・マイルストーン | Issue |
| カードを開く | その Issue の説明と、付け替えの候補になる担当者・ラベルの一覧。開いた 1 枚だけを、開いた時に取りに行きます | Issue |
| リリースの行を出す | そのリポジトリのマイルストーン | Issue |
選ばなかったリポジトリは読みません。読めません。トークンがそこまで届かないためです。
GitHub に書くもの
書き込むのは、あなたが操作したときだけです。画面での操作と、書き込みを許した API キーで AI クライアントが操作した場合です。開いて眺めているあいだは何も書きません。裏で定期的に動く処理もありません。
| あなたがすること | 書かれること | 要る権限 |
|---|---|---|
| ジャーニーやステップを足す | ラベルを 1 つ作ります。名前は、あなたのラベルと衝突しない形にしてあります | Issue |
| ジャーニーやステップの名前を変える | そのラベルの名前を、ボードが読むすべてのリポジトリで変えます | Issue |
| ジャーニーやステップを消す | そのラベルを、ボードが読むすべてのリポジトリから消します。Issue は残ります | Issue |
| リリースの行を足す | Issue の作成先のリポジトリに、マイルストーンを 1 つ作ります | Issue |
| カードを別のリポジトリへ移す | その Issue を、ボードが読む別のリポジトリへ転送します | Issue |
| カードを別の列へ動かす | その Issue のジャーニーとステップのラベルを入れ替えます | Issue |
| カードを別のリリース行へ動かす | その Issue のマイルストーンを変えます | Issue |
| カードを新しく作る | Issue を 1 件作り、ジャーニーとステップのラベルを付けます | Issue |
| カードの状態を変える | その Issue を閉じるか、開き直します | Issue |
| 担当者を変える | その Issue の担当者を入れ替えます | Issue |
| 見積もりを変える | その Issue の見積もりのラベルを入れ替えます | Issue |
| ラベルを付け外しする | その Issue に付いているラベルを入れ替えます。マップを支えているラベルは残します | Issue |
| 説明を書き換える | その Issue の説明を上書きします | Issue |
| カードの Issue を削除する | もう一度押して確かめたうえで、その Issue を削除します。GitHub の側でも戻せません | Issue |
| そのリポジトリにまだ無いリリース行へカードを動かす | 同じ題・説明・期日のマイルストーンを、そのリポジトリに作ります。複数のリポジトリを読むマップでだけ起きます | Issue |
マイルストーンはあなたのものです。Fervio は読んで、Issue をその間で動かしますが、消すことはしません。リリースの行は、GitHub のマイルストーンから出てきます。作るのは 2 つの場合だけです。リリースの行を足したときと、上の表の最後の行のときです。複数のリポジトリを読むマップでは同じ題のマイルストーンを 1 つのリリース行にまとめて出すので、自分のリポジトリにその行が無い Issue を動かすには、そこにマイルストーンが要ります。
Linear でサインインするとき
Linear には read、write、issues:create を求めます。Linear にはリポジトリもソースコードも無いので、驚くような 1 行は出ません。許可画面の言葉が、そのまま実際の範囲です。
Linear で読むもの
| したいこと | 読むもの | 要る権限 |
|---|---|---|
| マップを作る | 所属しているチームの名前 | read |
| マップを開く | チームのプロジェクト・ Issue・サイクル・ラベルと、Issue のタイトル・状態・担当者・見積もり・期限・ラベル・サブタスクの進み具合 | read |
| ジャーニーの帯を出す | Initiative の名前と、そこに属するプロジェクト | read |
| カードを開く | その Issue の説明。開いた 1 枚だけを、開いた時に取りに行きます | read |
Linear に書くもの
| あなたがすること | 書かれること | 要る権限 |
|---|---|---|
| カードを別の列へ動かす | その Issue が属するプロジェクトを変えます | write |
| カードを別のスプリントへ動かす | その Issue のサイクルを変えます | write |
| カードを別のリリース行へ動かす | その Issue に付くリリース用のラベルを入れ替えます | write |
| 説明を書き換える | その Issue の説明を上書きします | write |
| カードを新しく作る | Issue を 1 件作ります | issues:create |
| カードの Issue をアーカイブする | その Issue をアーカイブします。Linear で戻せます | write |
| ステップを足す | プロジェクトを 1 つ作ります | write |
| ジャーニーを足す | Initiative を 1 つ作り、プロジェクトを結び付けます | write |
| リリースの行を足す | Fervio 専用のラベルを 1 つ作ります | write |
★状態・担当者・見積もり・ラベルの付け替えは、いまのところ GitHub だけです。 Linear ではカード詳細パネルから説明だけを書き換えられます。
上の 2 つの表に無い書き込みはしません。
触れないもの
| 対象 | 扱い |
|---|---|
| ソースコード | 読めません。その権限がアプリに無いので、Fervio が持つどのトークンもファイルには届きません |
| Pull Request | 求めていません。その権限がアプリに無いので、Pull Request も、その差分も届きません |
| リポジトリの設定・Webhook・Actions | 触れません。これらの権限もアプリに含まれていません |
| 選ばなかったリポジトリ | 見えません。約束ではなく、GitHub がトークンをあなたの選択に閉じ込めます |
もっと狭くしたいときは
権限は、この製品が動くぎりぎりまで狭めてあります。だから調節できるのはどのリポジトリを選ぶかです。まず 1 つだけで始めて、あとから GitHub の設定で足せます。Fervio に知らせる必要はありません。
非公開リポジトリだからといって、扱いは変わりません。非公開リポジトリを選ぶと、そのリポジトリの Issue への権限が渡ります。それ以上は渡りません。
それでも不安なときに
- いつでも取り消せます。 GitHub の Settings → Applications から、Fervio に渡した許可を取り消せます。取り消したあとは、Fervio が GitHub のデータを読むことも書くこともできなくなります。マップの並び順は Fervio 側に残りますが、GitHub のデータには影響しません。
- 試すためのアカウントを作る。 GitHub のアカウントをもう 1 つ作り、そこにリポジトリを 1 つ置いて試すのが、いちばん確かめやすい方法です。
組織のリポジトリを使うとき
組織への導入は、組織のオーナーが行います。そのときに、どのリポジトリを渡すかを選びます。権限は同じ 4 つで、組織だからといって増えるものはありません。
メンバーの側は何も導入しません。それぞれが自分の GitHub アカウントでサインインし、GitHub がすでに見せている Issue だけが見えます。
変わったときは
求める許可を増やすときは、このページを先に直します。保存するものの一覧はプライバシーのページにあります。聞きたいことがあれば support@fervio.co まで。